薬王山延寿院 善養寺
やくおうさんえんじゅいんぜんようじ
 天台宗

  江戸期住所:下谷坂本
  現住所:豊島区西巣鴨4-8

薬王山善養寺
延寿院と号す。下谷坂本一丁目の左側にあり天台宗にして本尊は薬師如来を安す。
当寺は天長年中(824-33)慈覚大師の草創、本尊も同大師の作なりといへり。額に圓萬の二字を刻す、黄檗木庵(おうばくもくあん)老人の筆なり。境内に閻魔堂あり、閻王の像は運慶の作なり。正月、七月十六日参詣群集す。
(或人いわく当寺閻王の像は野州(やしゅう・現栃木県)足利学校にありし聖像なりしを故ありて後世ここにうつしたりしと。)
江戸名所図会

江戸三大閻魔の一  区登録有形文化財

「江戸名所図会」には「坂本一丁目左側にあり」となっているが、下谷絵図には記入されていない。後に「寺地が鉄道用地になったため巣鴨に移転」とあるのをみれば、絵図の「善性寺」と記入されているのが「善養寺」であったのではないだろうか?

善養寺  下谷絵図

閻魔王坐像(丈六)

本堂

江戸三大閻魔の一。三大閻魔像の中で唯一完全な姿で残っているものである。

善養寺
境内1000坪余。寛永寺末。台東区坂本1丁目。寺地が鉄道用地となったため大正3年西巣鴨に転じた。天長中慈覚大師の草創と伝える。境内西に閻魔堂(土蔵造、二間四方)あり。
東都歳時記解説

本堂石段を上がるとセンサーで内部の明かりが着き照明のあたった閻魔像を拝観できる。

尾形乾山(おがたけんざん)墓
 
 東京都指定旧跡

2006/07