朝顔の井戸  薬王寺  やくおうじ
   朝顔に釣瓶(つるべ)をとられた井戸
    所在地:港区三田 4-8
加賀の千代女が「朝顔につるべとられてもらい水」と詠んだ井戸が今も使われている。すでに釣瓶は形だけで、ポンプで汲み上げているが、大事に管理されているようだ。この井戸は宗祖である日蓮上人が大月(たいがつ)天子に祈祷して得た霊水であり、かつては「感応薬王水」と称したという。
名水巡礼東京八十八ヵ所
2005/08
朝顔の井戸
薬王寺  芝高輪絵図(1857)
上:薬王寺本堂

左:山門
加賀の千代(千代尼)
元禄16年(1703)ー安永4年(1775)江戸中期の俳人。加賀生まれ。奉公先の主人に俳諧を学び、享保4年(1719)巡遊中の支考と出会い女流として名をあげる。以降乙由や里紅と交流。宝暦3年(1753)剃髪して素園と号した。晩年には24歳の白雄が来訪している。
「千代尼句集」(宝暦13年)、「松の声」(明和8年)がある。
句碑