曹洞宗 伝明寺(藤寺と観音水)
でんみょうじ
住所:文京区小日向四丁目 最寄り駅:地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅
伝明寺(藤寺という) 小石川絵図(1857)
伝明寺
2005/08
藤寺とは、曹洞宗伝明寺の俗称である。
「新撰東京名所図絵」には、寺伝として次のような記事がある。
慶安3年(1650)閏10月27日、三代将軍徳川家光は、牛込高田辺放鷹(はなしたか・鷹狩)御成りの時、帰りの道筋この寺に立ち寄り、庭一面に藤のあるのを見て、これこそ藤寺ないと上意があり、藤寺とも呼ぶようになった。
ぶんきょうの坂道
文京区教育委員会
別名を「藤寺」といい、藤棚で知られるこの寺は、三代将軍家光の頃に開基したとされる古刹であり、この地にあった名水「観音水」も開基とその期限を同じくする歴史あるものと考えられている。
その名水がついに涸れてしまった。原因は崖上に建てられた高層マンションではないかと憶測されている。それでも檀家の人々は名水の復活を願って観音像の祀られた手水に今も花を供え手を合わせている。こうして人知れず都心の名水は姿を消していく。
名水巡礼東京八十八ヵ所
塀越しに藤棚が見える
藤棚
本堂
古井戸
観音水
上:観音水
現在は水もかれている
右:観音水の上に祭られている 観音様
周辺図 1
周辺図 2